技能検定

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技能実習生等向け技能検定

ご理解とご協力を賜り、何卒ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

技能検定の概要

技能実習制度における技能実習生に対する修得された技能等についての認定に活用されるものとして、随時に実施する2級、随時に実施する3級及び基礎級(以下「随時試験」という。) を設定し、実施しています。

技能実習生等向け技能検定の等級区分

技能実習生等向け技能検定として、随時試験を設定しています。

等級区分 試験の程度 対象者
随時2級 中級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 基礎級及び当該検定職種に係る3級の実技試験に合格した者
随時3級 初級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 基礎級に合格した者
基礎級 基本的な業務を遂行するために必要な基礎的な技能及びこれに関する知識の程度 技能実習生であること

 

(注)基礎級は、旧基礎1級又は旧基礎2級を含む。

技能実習の区分 受検級 次号に移行するための必須要件 備考
第三号技能実習 随時2級   終了時までに実技試験の受検が必須
第二号技能実習 随時3級 実技試験合格 技能実習生は再試験を含め2回まで受検可能
第一号技能実習 基礎級 学科試験及び実技試験合格 技能実習生は再試験を含め2回まで受検可能

 

受検手数料

  • 実技試験 18,200円
    *ただし、下記職種除く
    ・機械検査及び婦人子供服製造の各職種 15,200円
  • 学科試験 3,100円

受検の流れ

事務手引きについて 

 

 

 基礎級及び随時級技能検定試験事務手引き【石川県版】を

一部内容を変更しました。

試験にかかる事務手続きにご活用ください。

(←左画像をクリックするとPDFファイルが閲覧できます。)

 

技能検定(随時試験)の実施について

 技能実習生等向け技能検定は、都道府県及び指定試験機関が実施しています。試験の実施に当たっては、都道府県職業能力開発協会又は指定試験機関と技能実習受入企業等の間で調整した上、随時に実施します。
  試験会場は一部職種を除いて各実習実施者の所在地で執り行います。ついては、試験の実施にあたって機材の準備や試験会場の確保等が必要となりますので、事前に次の技能検定試験問題公開サイトにおいて試験問題を必ず確認した上で申請してください。
技能検定試験問題公開サイト(運営:中央職業能力開発協会)←※サイトは、印刷には対応しておりません

合否ライン

 都道府県職業能力開発協会が実施する職種については、100点を満点として、原則として実技試験は60点以上、学科試験は65点以上です。

各種証書の再発行について

  •  合格証書

石川県庁商工労働部労働企画課までお問い合わせください。

  •  学科試験及び実技試験合格通知

当協会までお問い合わせください。※石川県内の試験結果に限ります。

  学科試験及び実技試験合格通知再発行申請画面へ

技能検定(随時試験)に関するQ&A(よくあるご質問)

受検申請について

Q_誰でも随時試験は受検できますか。また県外の技能実習生でも受検できますか。

 A_原則県内企業に所属する実習生に限ります。

Q_受検申請をするにあたり、事前に監理団体や実施する企業でどのような確認が必要ですか。

 A_技能検定試験問題公開サイトに掲載されている試験問題を事前にご確認ください。また、実施要領が必要な場合は、コピーサービスにより入手いただくことができます。それらの資料に掲載されている試験で使用する設備、受検者が準備する物、採点に必要な物を確認いただき、また試験会場もあわせて、監理団体や技能実習生が実習する企業で準備してください。なお、技能検定委員は概ね当協会から派遣します。

Q_受検を希望する場合、受検支援サイトからいつまでに申請する必要がありますか。

 A_「受検希望期間」の項目については、基礎級は在留期限の4か月前、随時級は在留期限の12カ月前を目安に技能実習機構支援サイトへ申請し承認を得てください。
なお、監理団体からの申請手続が遅れ技能実習生の在留期間内に試験実施が間に合わない場合であっても試験日の特別な設定はできませんのでご了承ください。

Q_会場、材料、設備等の準備はできるので、複数の企業の受検者が一か所に集まって受検(以下「集合形式」という)を行いたいのですが可能ですか。

 A_集合形式も可能です。詳しくは日程調整の段階で打ち合わせ致します。

Q_受検希望期間内で都合が悪い日がある場合には、どのような申請を行えばいいですか。

 A_日程調整の段階で打ち合わせ致しますが、ご希望に沿えない場合もございます。

Q_試験実施は、早朝、深夜等にも対応できますか。

 A_概ね平日8時30分~9時00分を受検者の集合時間として設定しております。それまでに試験が開始できるようにご準備ください。

Q_希望日に試験を実施できますか。

 A_毎月多くの受検申請がありますので、受検企業の都合による希望には対応しておりません。なお、試験は原則平日に実施しています。特別な事情がある場合、ご相談ください。

Q_技能検定委員は協会で手配してくれるのですか。

 A_協会より手配できる職種と出来ない職種がございます。出来ない職種については受入企業又は監理団体に手配をお願いしております。

 

試験日について

Q_受検支援サイトから受検申請を行い、申請が承認済みとなりました。協会から受検日の通知はいつ頃ありますか。

 A_申請いただいた時期によりますが「受検希望期間(from)」の2~3か月前にお電話で日程調整させていただきます。ただし、月内に実施できる数に限りがありますので申請者が多い場合は申請順とさせていただきます。申請が遅い場合は、翌月以降に受検が遅れる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

Q_試験日が決まった後の変更は可能でしょうか。

 A_試験日の1か月前までにご連絡ください。それ以降の受検日の変更はできません。どうしても受検できない場合は、キャンセルの手続きを行ってください。

Q_受検をキャンセルしたいのですが、可能でしょうか。

A_受検手数料入金後のキャンセルは原則不可です。

 

受検申請書、受検票及び試験問題について

Q_協会から受検日の通知があったのですが、受検申請書、実技試験問題はいつ頃届きますか。

 A_受検申請書は、受検日をお知らせした後、受検人数分を管理団体へ発送します。実技試験問題は協会が申請を受領した後、受検票と併せて発送します。なお、5月の試験については、試験問題が変更となるため、通常に比べて発送が遅れる場合があります。管理団体は、試験問題を速やかに実施企業や受検者へお渡しいただき、試験の準備を進めてください。

Q_予備の受検申請書を送付してもらえますか。

 A_受検者の人数分+1の受検申請書をその都度送付しております。ご記入により受検申請書の記載内容を訂正する場合は、修正テープや修正ペンによる訂正は行わず、二重線で抹消し、余白に正しく記入してください。

Q_受検申請書はいつまでに提出すればよいですか。

 A_試験日が決まった受検者数の申請書を送付いたします。なお、特別な場合を除き申請書到着から10日以内にご提出ください。

Q_受検申請書はどのように提出すればよいですか。

 A_受検申請書は協会から指定された期限までに管理団体又は実習実施事業所が簡易書留等の追跡可能な方法で郵送してください。追跡不可能な普通郵便等での申し込みには、一切責任を負いかねます。

Q_受検申請書の記入例や電子データは公開していますか。

 A_参考までに申請書の記入例(随時2級、随時3級、基礎級)及び申請書(表紙)は下図のとおりです。なお、受検申請する際は必ず協会で配付している申請書の原紙を用いて申請を行ってください。2021年4月2日配布分より申請書の様式を刷新いたしました。PDFファイルはこちら

Q_受検申請書を記入する際に消せるボールペンや鉛筆を使用してもよろしいですか。

 A_消せるボールペンや鉛筆での記入が判明した場合は受理できません。申請書を再提出いただくことになります。

Q_試験問題は毎年変更されますか。

 A_試験問題は毎年見直しが行われております。なお、4月に実施する試験では、3月までと同じ(前年度の表示があります。)試験問題を使用して試験を実施しますのでご注意ください。また、前年度の試験問題からの変更内容等についてのご質問にはお答えできませんので、管理団体及び実習生が実習する企業において送付した試験問題の内容を必ずご確認ください。

Q_受検票はいつ頃届くのですか。

 A_申請書の受理後、速やかに発送いたします。

 

受検手数料について

Q_受検手数料はいつ頃納付のお知らせが届きますか。

 A_申請書受理後、納入依頼書を受検票等と同封の上、発送致します。受検手数料は、必ず所定の期日までに協会の指定口座に振込んでください。なお、支払期限までに振込が確認できない場合は、受検する意思がないものとみなし、キャンセル扱いとなる可能性がありますのでご注意ください。

Q_受検者の都合により、受検できなくなりました。受検手数料は還付されますか。

 A_受検者や受検企業の都合により試験を中止やキャンセルする場合は、いかなる理由であっても受検手数料は還付されません。また、他の試験に充当することもできません。

 

会場設営や試験実施(全般)について

Q_試験当日の流れを教えてください。

 A_技能検定委員と当協会の職員が試験会場に指定した時間に伺います。原則として、まず実技試験を実施し、終了後に引き続き学科試験を実施します。実技試験の開始前に受検者に対し、技能検定委員から材料の確認を行います。必ず、受検者1名につき実技試験問題と受検票を持参して受検させてください。なお、試験中に受験者が実技試験問題を閲覧することは可能です。

Q_協会から通知された集合時間までに行っておく必要があることや注意点を教えてください。

 A_集合時間とは、技能検定委員や協会職員、受検者及び管理団体等の立会者が試験会場に集まる時間であり、その際には試験会場の必要な準備(試験設備等の会場への設置及び支給材料等の準備)が全て完了し、技能検定委員や協会職員が試験会場に移動した後に、速やかに試験を開始できる状況が整っていることが必要です。管理団体や受検企業で十分に準備、確認して漏れ等がないようにしてください。なお、受検者側の都合で集合時間を変更することはできません。試験準備が不十分な場合、試験実施を「棄権」したとみなし「不合格」となりますのでご注意ください。

Q_試験を受付するにあたって机や椅子等が必要になりますか。

 A_試験の受付をするにあたっては、協会職員か利用する机と椅子が必要になります。また、長時間にわたって試験を行う試験では、技能検定委員や協会職員が利用できる椅子も適宜ご準備願います。

Q_試験会場が都合により変更となる場合は、どうすれば良いですか。

 A_試験会場を変更する場合は、速やかに当協会へ電話連絡し、事前承認を受けてください。

Q_過去の試験問題や参考書等を取り扱っていますか。

 A_過去の試験問題は、中央職業能力開発協会が運営している技能検定試験問題公開サイトで確認できます。

 

学科試験について

Q_学科試験会場の準備はどうしたらよいですか。

 A_受検者1名につき机1つをご用意いただくなど、隣の受検者の解答が見えないようにしてください。

Q_受検者以外の人(例:通訳や実習企業の担当者等)は、学科試験会場の中に入れますか。

 A_受検者以外の方は、学科試験会場内に入ることができません。

 

実技試験について

Q_実技試験の材料等の準備はどうすればよいですか。

 A_試験会場・試験用材料は、全て管理団体及び実施企業において準備していただきます。試験会場に準備されているもの、受検者が持参するもの、支給材料、採点用具等、協会から送付した実施要領・実技試験問題に記載されているものは受検者人数分の準備をお願いします。

Q_実技試験の材料が試験問題に記載された物品で準備できない場合は、代替品でも可能ですか。

 A_全国統一の試験のため、指示された材料以外のものを使用することは認められておりません。なお、指定以外の材料等を使用した場合は、失格(不合格)となる場合もありますのでご注意ください。

Q_実技試験の材料で試験問題に記載された規格品が見当たらないのですが。

 A_全ての準備物に既製品が対応しているとは限りません。受検者側にて既製品を加工し対応していただくような場合もありますので、試験日までに実施要領・試験問題で指示されている内容を十分ご確認いただき、準備してください。

Q_協会から指定された試験日に受検者全員の必要な試験設備・材料が準備できないことが分かりました。複数日に分けて試験を実施することは可能ですか。

 A_受検者側の都合による受検日の変更はできません。

Q_試験で使用する試験台や道具等を借りることはできますか。

 A_原則、試験台や道具等の貸出しは行っておりません。管理団体及び実施企業で準備してください。また、協会では、試験台、道具等の貸出先についての情報は保有しておりませんのでご了承ください。受検支援サイトで申請を行う前に、実技試験に必要な物を実技試験問題等で確認してください。ただし、下記の物については貸出を行っております。(試験日の1か月前から貸出可能ですので必要な場合はご相談ください。)

 ◎金属プレスの金型、鋳造職種の型、機械検査の測定具一式、配電盤・制御盤組立ての一式、パン製造の食型、シーリング防水の架台、工業包装の圧着機

Q_受検者以外の人は実技試験会場内に入れますか。

 A_受検者以外の方は、技能検定委員が許可した場所以外への立ち入りはできません。

Q_実技試験受検にあたって参考になる情報がありますか。

 A_随時3級の一部の職種に限り、3級合格を目指す場合の指導者向けのマニュアルがありますのでご覧ください。それ以外の職種・級の参考情報はありません。

   指導者向けマニュアル

 

試験結果について

Q_試験の結果通知はどのようになりますか。

 A_技能検定の受検後、約3週間で受検支援サイトへ合否を登録します。管理団体において状況を適宜ご確認ください。受検支援サイトへ登録されていない場合(例:建設就労者)については、協会が合否の登録を行うことができません。また、約1か月後に、合格証書又は実技試験若しくは学科試験の合格通知の発送をもって合格発表となります。なお、全ての試験が不合格の方には特に通知はありません。基礎級試験の場合、通知書は届きません。

Q_試験の前後に技能検定委員又は協会職員に対し受検に関して参考となる情報、助言、試験結果等を尋ねることはできますか。

 A_試験の前後にかかわらず、試験を担当する技能検定委員及び協会職員は、公正公平に試験を実施する必要があります。このため、受検に関して参考となる情報、助言、試験結果等をお尋ねになることはご遠慮ください。

 

再受検について

Q_再受検を希望する場合は、どのように申請したらよいですか。

 A_再試験を希望する場合は、受検支援サイトで「再受検」の申請を行ってください。協会から新たに受検日をお知らせしますので、改めて受検申請書、受検者名簿、下位級の合格証書の写し、実技試験又は学科試験の合格通知を当協会まで提出していただくこととなります。

Q_実技の再受検を希望する場合は、実施までにどの程度の期間を要しますか。

 A_実技の再受検申請の場合も、実施までに最短で1か月以上の期間を要します。必ず申請(登録)前に協会へご相談ください。

Q_学科の再受検を希望する場合は、実施までにどの程度の期間を要しますか。

 A_学科の再受検申請の場合も、実施までに最短で1か月の期間を要します。学科再受検は原則、石川県職業能力開発プラザ内で、実施致します。

Q_再受検日が在留期限に間に合わないのですが、どうすれば良いですか。

 A_外国人技能実習機構及び入国管理局へご相談ください。再受検までに最短で1か月の期間を要しますので、「新規受検」の申請時点から試験日に余裕をもって進めてください。

 

お申し込み・お問い合わせ

石川県職業能力開発協会 技能検定課

〒920-0862 石川県金沢市芳斉1-15-15
TEL 076-262-9020 FAX 076-262-3913
syokunou@p2222.nsk.ne.jp

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