情報セキュリティ部門(一般募集試験)
情報セキュリティ部門は、どんな資格なのか?
身近な場面で起こる内容を想定し、1日の行動から想定した情報セキュリティ対策に関する問題で構成されています。
組織としてセキュリティを守る重要な要素は、強固なシステム構築よりも個人(人)の意識改善と人材教育が必要です。
情報セキュリティ部門の資格は、そのために必要とされます。
試験概要
出題数 |
4肢択一方式で50題 |
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出題方法 |
筆記試験 |
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試験時間 |
60分 |
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受験手数料 |
5,350円 |
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合格者称号 |
情報セキュリティ技士 |
受験するには
1.受験申請書を記入し、当協会まで送付ください
項目 | 定期試験(前期) | |
申請期間 |
令和5年5月8日(月) ~
令和5年6月2日(金)
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試験日 | 令和5年6月24日(土) | |
合格発表日 | 令和5年7月7日(金) | |
※申請書と手数料納付内訳書を併せてご郵送ください。
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項目
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定期試験(後期)
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申請期間 |
令和5年10月10日(火) ~
令和5年11月2日(木)
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試験日 | 令和5年11月25日(土) | |
合格発表日 | 令和5年12月8日(金) | |
※申請書と手数料納付内訳書を併せてご郵送ください。
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項目 | 随時試験 | |
申請期間 |
令和5年4月1日(金)~
令和6年3月31日(金)
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試験日 | 受験者が10名以上の場合、要相談 | |
合格発表日 | 試験日から概ね10日以内に通知致します | |
※随時試験の場合「実施計画書」を申請書と併せてご提出ください。 |
2. 定期試験で受験希望の方は受験申請フォームから必要事項を入力の上、申請いただけます。
※現在申請頂いた試験は令和5年11月25日(土)実施の後期一般募集試験になります。
申請フォームはこちら | ![]() |
受験資格
受験資格に制限はありませんので、どなたでも受験することができます。
学習方法
参考テキストのお問い合わせ先 株式会社KADOKAWA (アスキー系ブランド) 法人のお客様 https://www.kadokawa.co.jp/houjindirect/ 個人のお客様(全般的なお問い合わせ) https://www.kadokawa.co.jp/product/321502000043/ 情報セキュリティ部門 公式テキスト |
合格発表
受験された方には、試験実施後、約10日後に合否の通知と、合格された方には合格証書が交付されます。
なお、平成27年度を以て資格更新制度が廃止されたため、「情報セキュリティ技士」の称号は生涯有効となります。
具体的にどのような問題が出題されるのか
例題
電子メールのパスワードとして適切なものは、次のうちどれか。
ア.JAaVAbDAc
イ.16%59pq
ウ.Qwertyuio
エ.ADAVAJ 正解 イ
紙媒体の取扱いとして適切なものは、次のうちどれか。
ア.取引先から自分宛に届いた送付状を廃棄する際、発送主の個人名が記載されてい なかったので、そのまま「燃えるゴミ」として処分した。
イ.同僚宛に、得意先から封筒に入った顧客名簿を預かってきたが、本人が出張中で あったため、施錠した机に保管した。
ウ.来訪者用の「入退室管理表」を、一覧表形式のものとして受付に設置した。
エ.打合わせ終了後、配布した顧客名簿を社内会議室に置き忘れてきたが、次の会議 室使用の予約が入っていなかったため、急ぎの案件を処理してから、顧客名簿を 取りに行った。
正解 イ
パソコンの利用方法として適切なものは、次のうちどれか。
ア.離席時には、ディスプレイの電源をオフにしておけば、クリアスクリーンポリシ ーに則ることができる。
イ.取り急ぎ、重要なデータをメールで送信する必要があったので、まず所属長にそ の旨の了承を得てから、予め決められている適切なパスワードを設定して、デー タを送信した。
ウ.Word で作成した顧客向けの招待状(宛先を含む)を CD-R に収録し、イベント会社 の担当者に直接手渡しした。
エ.セキュリティソフトによるパソコンのスキャンは、定期的に月に1回行うように している。
正解 イ
受験をご検討中の方へ
「情報セキュリティ」と聞くとシステム関係者や専門職(SE等)の方々に関連する資格だと思われがちですが、本試験は事業内容や部署を問わず、個人(人)の意識改善と人材教育を目的とした内容となっております。
社員教育の中身には「リスク対策」や「法令遵守(コンプライアンス)」が必ず含まれております。それは組織を運営するうえで欠かすことのできない項目であるからです。
人事関係者の皆様においては、社員教育の実施と併せて本試験を教育達成度の確認や社員の目標の1つとしてご活用いただければ幸いです。
また個人申請をお考えの方においても、事業内容や部署が変わっても必要なスキルであることは変わりません。また仕事以外の場面でも、今や個人情報は自己責任で守る時代です。以前は更新制度付きの資格でしたが、平成27年度を以て資格更新制度が廃止されたため、「情報セキュリティ技士」の称号は生涯有効となりました。公私ともに活用できる資格となりますので、この機会に受験してみてはいかがでしょうか。